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強みを引出すクリエイティブ

築山のスタイル

マルチタスクプレーヤー

強みを引き出す

ヒアリング

どのお客様も必ず自分の考えを持っていらっしゃいます。
私の場合、オリエンの場では最初から提案じみたことを披露するより、まずはお話を聞くことに徹します。
お客様が話したいことと、作り手が聞きたいことは違いますから、
時には優先度が低いと思えるようなことから話が進むこともあります。しかし、思考に寄り添ってお聞きするうちに腑に落ちてくることが少なくありません。
例えば、製品のスペックの数字を一部だけ大きくしてほしいという要望があるとします。最初は理解しにくいですが、なぜそうしたいか、その数値がどう優れているかを伺ううちに、背景にある理念や歴史が見えてきたりする。ユーザーニーズや業界でのポジションかもしれません。
お客様が発信したい核心を理解し、噛み砕いて企画や表現に落とし込むことがプロの仕事だろうと思います。

元来私は、一見スマートでないと思えるアイデアも、
それを前提に組み立てれば必ず良いデザインになり得ると考えています。どんな要望も間違っていることはほとんどない。
ただ解決策はひとつではないし、全部を盛り込むと得てしてワケのわからないものになる。だから取捨選択が重要です。その判断基準を得るために、お打ち合わせのその場で足場を固めるということを重視しています。
ひと通りお話を伺った後その場でアイデアを提示するのは、それ自体が合っているかどうかより、アイデアに対してお客様が次の意見・要望を出されることが重要と考えるから。お客様と意見を重ねるうち、一歩ずつ真ん中にある最適解に近づいていくものです。

築山の横顔

企画コンセプト

お客様にはよく、良いツールとは「絵本を読むリズムで理解できるもの」だとご説明しています。
1冊の会社案内でも、社長あいさつ、商品、会社概要...と、必要な要素を順番に並べるだけではなく、全体を通して何かを印象に残すツールであるべきです。
自分が何を言いたいか曖昧なままで読み手に伝わるわけがありません。会社のチャレンジシップを語りたいから、冒頭に商品を置き、技術を説明し、社長メッセージで締めくくる...というように、まずは一貫して流れるストーリーの構成が必要です。その上で、パッパッとめくる間に大事なメッセージがきちんと目に入ってくる表現を組み立てていきます。

ディレクション

制作チームへのオリエンでは、ほとんど結論だけをまとめて伝えます。「お客様はこういうことを発信したいと考えている」という骨子を伝え、デザイナー自身にできるだけ幅を広げて考えてもらいたい。途中で迷わせないために、周辺情報はあまり伝えません。膨大な取材から絞り出した核心のメッセージを、改めて大きく膨らませていく「ボン・キュ・ボン」のプロセスが、制作には必要だと考えています。
また、課題を解決するのに、方法は一つではありません。解決策の引き出しの多さもプロに求められている資質であるはず。ツールの表現もちろん、ツールの枠にもとらわれないクリエイティブをどんどん提案していきます。