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採用ブランディングの薦め-05
【徹底解説④|ブランドロゴ・入社案内事例】

企業の持つ個性や価値を表すブランディング。意外と採用ツールづくりにこの概念が忘れられている。
就活生に向けても御社の強みや差別的優位性を、就活生向けにチューニングすることです。

05採用ブランディングの薦め-04【実践導入事例-4】

株式会社第一ビルメンテナンス様<ビルメン企業・都内業界大手/東京都>

堅実で実直社風の企業。
背伸びをしない「ありのまま」を訴える。

企業情報・投入媒体

ビルメン業界都内大手の一角に入る同社様。常に高みを目指す企業ポリシーながら、その本質は"ありのままで実直に"、がその想い。
「ありがとう」をお客様と社員との最も大事なコミュニケーションワードとする社風が、数々の顧客満足のレガシーエピソードを産み出してきた。政府指針の3月広報活動開始から、企業説明会、各種の合同説明会を皮切りに、以降は通年採用、中途採用も含め効果的な媒体投入をしていく計画を持つ。

● 【投入媒体】 採用パンフレット・リクルートサイト

ブランディングコンセプト

この高みを目指す企業としての想いは、社員の意志と努力で付加価値を生み出していくこと、ゼロをプラスに変えていくこと、常にサービス品質を向上させようとする姿で、必ず叶うものである、という強い企業としての信念がある。この「叶」という文字を、0(ゼロ)と+(プラス)で表し、叶えたいという強い想いと怠らない努力がある限り、夢は必ず叶う、想いは必ず通じる、ゼロはいつの日かプラスになることを伝える、採用ブランディングのコミュニケーションマークとした。
このマークに「叶えたいことがある」タグラインを並列して記載し、コミュニケーションメッセージとした。

採用ブランディング コミュニケーションマーク

採用パンフレットは背伸びをしない「ありのまま」

アクセスする動機や使用する目的、コンタクトポイントが大きく異なることから、採用パンフレットとリクルートサイトはそのコンセプトやコンテンツを、あえてダイバーシティな設定とした。
その採用パンフレットでは、ありのままの姿を、就活生に常に手許で訴えかける存在とした。その背伸びをしない、素朴なタッチを実写ベースのペン画風イラストで表現、採用パンフレット固有の独自ブランディングとした。
共通のコミュニケーションマークである、「0+」は表紙にさりげなく配置され、夢を叶える情熱はきちんと表現、この抽象的マークが、就活生の潜在的インタレストとして、同社様との出会いを叶えることとなる。

採用パンフレット表紙デザイン
採用パンフレットデザイン
採用パンフレットデザイン
ペン画タッチのイラストデザイン
実写画像をペン画タッチのイラストが素朴

社員紹介も撮影写真をそのまま使用せず、グラフィックペンのスケッチ風イラストに描画した。肩肘張らない優しい表現方法が、同社様の社風を見事に表し、シンプルながらも、コピーとのアンサンブルで、ターゲット就活生の心を掴む、ブランドイメージを醸す。
表紙にはきちんと「叶え」のブランドロゴがあしらわれている。

リクルートサイトは「ありがとう」のレジェンド

リクルートサイトでは、仕事における感謝の気持ちをお客様はじめ、部下、同僚、上司、家族に至るまで、「ありがとう」の手紙にしたためて綴っていく。
また仕事上のエピソードを読み物風にした「レジェンドのサービス」は、派手さは無いが、素朴で実直な社風をまさに地で行くエピソードの数々。もはや社内の伝説にもなっており、単に口だけはでない、高らかなスローガンでもない、感謝をベースにした心温まるメッセージとして、就活生の心の底に浸透し、好感形成の採用ブランディングにつながっている。お客様の感謝につながる、やらせの無い実直な仕事の積み重ねが、自分の夢や目標を叶えていく、というブランディングコンセプトの「叶」マークが、リクルートサイト全ページの右肩で存在感を示し、採用パンフレットやオフィシャルサイトでの共通シンボルとして、就活生と同社様との懸け橋となる。

【採用サイトのTOPページ】
【採用サイトのTOPページ】
「ありがとう」メインページ
「ありがとう」メインページ

数多くの「ありがとう」エピソードをここにまとめた。同社の真実の歴史を綴ったコンテンツは就活生のみならず、一般のユーザでも感銘を受ける。
どのページにも、共通言語のアイデンティティ、「叶」マークが燦然と輝く。

「伝説のサービスへ」
「伝説のサービスへ」

ともすれば、スルーしてしまう些細なエピソード。
でもこの積み重ねが、この会社の積年のレジェンドに昇華されている。

ゼロはいつの日かプラスになることを伝えることが全て

ありがとうのエピソードも、伝説のサービスも、ゼロからの積み上げでいくらでもレジェンドを築き上げることはできる、という信念の下、同社のそのメッセージをきちんと伝えていくメディアとして、就活生への採用ブランディングの存在感を示すこととなる。

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