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企業ブランディング【導入事例】
総合プロデュース-2

総合建設・鋼材加工販売を事業とする富士スチール株式会社様の、
包括的な企業ブランディング導入事例を詳細に解説します。

04実践導入事例/会社案内パンフレット3種+Web2種

導入媒体
  • 企業ブランディング対象/会社案内・コーポレートWebサイト
  • 事業ブランディング対象/本事業パンフレット、新事業パンフレット・新事業Webサイト

五期にわたる包括ブランディングの歩み

第一期/CI・企業コンセプト確立

約12年前に弊社へのご依頼で制作した”初代”会社案内は、CIと企業コンセプトの、いわゆる企業の絶対価値や事業概念を中心とするコンテンツで紙面を構成した。これを第一期として様々なステークホルダーへの同社様の事業ドメインの認知・広報を図った。
この段階での会社案内は、BtoBや取引拡張を目指す営業的ミッションは目的とはされなかった。

第二期/新事業BtoB戦略

新事業への進出を果たす段階で、大手ゼネコンや建築設計等の建築分野へのチャネル構築の必要性から、営業パーソンのためのツール、つまり新事業Webからターゲット集客を図り、セールスパーソンの商談ツール=新事業パンフレットにより営業展開を図り、新チャネル構築に一定の成果を収める。

第三期/本体事業のBtoB商用化とブランディングの取組み

この第二期での商用体験を本体事業の新規取引機会に活かせないか、という命題に対し、より商用実践に特化した事業パンフレットをブランディングベースで制作する機会を得た。

第四期/企業ブランディングの集大成 その1

第三期の事業パンフレットのコンテンツを基本ベースに、初代会社案内で定義されたCIのコンセプトや企業DNAが承継され、Webファーストの概念をもって、企業ホームページの全面刷新を行った。
ここに同社様のCI・ブランディング集大成の第一弾を迎えることとなった。

第五期/企業ブランディングの集大成 その2

第三期で制作した、事業パンフレットの商用有用性だけでなく、初代会社案内<CI>と事業パンフレット<ブランディング>をハイブリッドで一体化させた二代目会社案内の構築にあたった。
当初は会社案内の刷新ということで、従前に引続き2冊構成も議論されたが、徐々に一体型への集約版の方向性へと傾いていった。そしてついぞは富士スチール様の集大成とも言える、二代目会社案内渾身の1冊にまとめあげられることとなった。
一方でその思想や理念は第四期企業ホームページでも形成されていたが、会社案内という紙媒体で実現することは、もはや営業パーソン必携ツールとして、その確固たるポジションを確立したと言える。

”初代”会社案内の「インディゴブルー」

“初代”会社案内の一部を紹介します。表紙の全面を覆う藍色は、同社様の企業コンセプトカラーであり特に拘りの「インディゴブルー」。このCIカラーは以降の第二期~五期までの各媒体に及んで終始一貫する。とてもコンセプチュアル。

初代会社案内の表紙デザイン
初代会社案内の表紙デザイン

インディゴブルー基調の表紙デザインが、同社様のコーポレート・アイデンティティだ。

同各ページのデザイン
各ページのデザイン

非常にコンセプチュアルな各紙面デザイン。鉄を独自に加工して産み出す材料や構造物で、社会インフラを支える使命感を表現した。

第二期の新事業は「エコボイド」という新事業戦略

ここで象徴的なのが、パンフレットやWebサイトで全面に反映されている「インディゴブルー」。代表の岡様の強く厳しい拘り。この色出しはDICでもない、パントーンでもない、代表の意識の中に持つから厳しい。
とは言え、新事業としてビジネスユニットとして成果を出すことが重要。
新事業Webサイトはマーケティング施策を実行しながら、大手ゼネコン、大手不動産デベロッパー、設計コンサルタントへのリーチを探る。
これらのターゲットに対し、 新事業Webと新事業パンフレットで強力に攻め込んでいく。

新事業パンフレット
新事業パンフレット

パンフレット表紙はインディゴブルーに「新」のオレンジ色が鮮やか。

三つ折り観音開きのパンフレット
表紙を開くと三つ折り観音開きのパンフレット

特に大手ゼネコンの建設現場などへのセールスシーンを想定。三面見開きの一覧直感性が、スピーディーな商談を可能とさせる。しかもこの紙面には、技師やエンジニアに必要なエビデンスや検証データも簡潔にビジュアル化した。

新事業WebサイトのTOPページデザイン
新事業WebサイトのTOPページデザイン

TOPでデベロッパー、ゼネコン、設計コンサルタント会社の3ターゲットへの導線を確保、それぞれのターゲット別コンテンツを準備した。ここからこれらターゲットへのコンタクトが始まる。

第三期の「事業パンフレット」は以降のブランディングを決定付ける

CIや企業コンセプトメインの第一期会社案内から、BtoBの商用はじめとする第二期の新事業パンンフレット作成・事業WebのUX(エクスペリエンス)を経て、業界市場との関わりをどのように持つのか、現実にWebからのユーザー反響を得てそれが実利につながった体験から、社会や市場とのコミュニケーションに軸足を置く、言わばインタラクティブ(双方向)な関係性が事業においていかに重要かを認識することとなる。スペックは観音折り加工ページを含め全14ページ構成。

本業ドメインの事業パンフレット
本業ドメインの事業パンフレット

本業のBtoBを視野に、同社様の独自の事業ストラクチャーやその強みを余すところなく、贅沢に紙面構成をした。

事業パンフレットの見開きデザイン
事業パンフレットの見開きデザイン

片観音折りの一覧ビジュアルは、同社様の橋梁施工における、同社様のビジネスモデルをパースデザインに起こして、バーチャルにその全貌を表現した。

同、各紙面のデザイン
同、各紙面のデザイン

単にリニューアルだけではないWebファーストという価値

第三期の事業パンフレットのコンテンツを基本ベースに、初代会社案内で定義されたCIのコンセプトや企業DNAが承継され、Webファーストの概念をもって、企業ホームページの全面刷新を行った。
ここに同社様のCI・ブランディング集大成の第一弾を迎えることとなった。

全面リニューアル企業WebサイトTOP
全面リニューアルされた企業WebサイトのTOP
「材・加・工」のビジネスモデル
事業パンフレットと同一デザイン性

一貫したCI・企業コンセプトとブランディングを踏襲させ、そのブレの無いスタイルをメディアミックスで再現した。

3Dパースデザインの施工現場
3Dパースデザインの施工現場

こちらも「ワンソース・マルチユース」の概念を進化させ、Webでは同社様の製品や施工技術をコンタクトポイントとしてハイライトさせた。

”二代目”会社案内の基礎は「第三期事業パンフレット」

第三期で制作した、事業パンフレットの商用有用性だけでなく、初代会社案内<CI>と事業パンフレット<ブランディング>をハイブリッドで一体化させた二代目会社案内の構築にあたった。
当初は会社案内の刷新ということで、従前に引続き2冊構成も議論されたが、しゃちょう代表の岡様と社内営業パーソン方々のご意見から、徐々に一体型への集約版の方向性へと傾いていった。そしてついぞは富士スチール様の集大成とも言える、渾身の1冊にまとめあげられることとなった。
一方でその思想や理念は第四期企業ホームページでも形成されていたが、会社案内という紙媒体で実現することは、もはや営業パーソン必携ツールとして、その確固たるポジションを確立したと言える。

二代目企業パンフレットのデザイン
二代目企業パンフレットのデザイン

初代企業パンフレットのDNAを継承しつつ、CIや企業コンセプト中心のコンテンツから、マーケットインさせるブランディングへと大きく舵を切った"二代目企業パンフレット"。

なんと!第一期の”初代”会社案内のリニューアル版、つまり二代目会社案内の表紙は、第三期事業パンフレットの表紙がそのまま活かされた。
いかに事業パンフレットのブランディングが同社様にとって完成度が高かったかを裏付けるもの。
以下本体の各ページの画像だが、
事業モデルや企業理念を語る見開きページ、
また事業のアウトラインをイメージさせる工事現場や加工工場等の集合写真、
これらが異なる程度で、あとはほぼ事業パンフレットのコンテンツがほぼそのままスライドされている。
”初代”とはここまで大きく変化した。すなわち企業コンセプトとブランディングを一体的にブレンドさせた集合体であると言える。
これはとりもなおさず、事業活動を推進していく市場ニーズを意識し、同社のレゾンデートルを取りこぼしなく伝えたい。まさに市場における秀でた存在、優位性を追求する、総合的な企業ブランディングの象徴である。

二代目会社案内の中面デザイン
二代目会社案内の中面デザイン
二代目会社案内の中面デザイン
二代目会社案内の中面デザイン

独自ビジネスモデル「材・加・工」の全容を見開き全面を費やし大きくフィーチャー。CIの要素がここに強く表されており、初代会社案内のDNAを形を変えて脈々と受け継がれている。

事業パンフレットで使用されたパースデザイン
事業パンフレットで使用されたパースデザイン
事業パンフレット中面デザイン
事業パンフレット中面デザイン
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