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ブランディング・CI

BRANDING Corporate Identity

01ブランディング・CI導入の概要

01ブランディング・CI導入の概要

CIからブランディングへ

近年CI(コーポレート・アイデンティティ)構築の概念から、もっと包括的で、より顧客やマーケットを意識したブランディングの取組みが、企業サイドにおいて一般的になってきたといえます。
これはCIというワンウェイのプロダクトアウト的取組みだけではなく、より消費マーケットに踏み込んだ、マーケットイン概念のブランディングの取組みが、コンテンポラリーな取組みと言えます。
そういう意味では、CIを包含したブランディングの取組みが、一般的になっているのではないか、というのが昨今の趨勢です。
BtoB、BtoCのいずれのビジネスシーンにおいても、マーケットとの会話、接触なくして有効性を語るのは不可能でしょう。

CIからブランディングへ

上図のように、CIや企業コンセプトをコアに、ブランディングの取組みにより、社会・マーケットに存在する様々なステークホルダーとのコミュニケーション機会を創出し、企業の存在価値・ブランド価値という無形の資産を形成していく。

CI構築のVI・ロゴデザイン
CI構築における視覚統一のVI・ロゴデザイン

CI構築において、その理念(MI)やビジョン(BI)の視覚統一のアウトプットとなるVI。VIのスピリットの可視化、シンボル化がロゴマークというアウトプットで表現される。

CI・ブランディングの広報媒体【会社案内】
CI・ブランディングの広報媒体【会社案内】

企業を定義したCIが、会社案内という媒体に反映されるとブランディングの要素が加わる。広報媒体の会社案内は、社会とのコミュニケーションツール、ビジネスツールとなり、存在価値、差別性、信用性など、一定の目的化を求められる。まさにこれがブランディングたる所以。

企業コンセプト・CI

ブランディングの効用は前述の通りですが、これは市場やステークホルダーを意識した相対的要因ですが、企業本来の生業・生立ちや独自の理論・思想・理念は環境から左右されない企業の個性です。言うなれば絶対的な企業の論理。
このCIの枠組み、企業コンセプトが企業の屋台骨ですし、環境や市場動向に左右されない企業のネイティブな姿でしょう。
実はこれを抜きにブランディングは語れない、と弊社は考えます。

ブランディングとUX

ブランディングの話に戻り、より消費者やエンドユーザーとの接点を意識し、その接点でいかにユーザーに好感を持たれる体験(UX)をさせるか。そこを通じてユーザーの理解と共感を得て、ユーザーをファンとして取り込み、取引や購入アクション、或いは企業や製品の持つ無形資産と言われる差別的優位性の醸成へとつなげていくか。この考え方がより企業・消費ユーザーとのコミュニケーション力を発揮すると言えます。
この接点=コンタクトポイントの創出は、Webサイト上でのインタラクティブな行為と思われがちですが、弊社では大きくブランディングの取組みの一環として捉えています。
また一見このことは個人との関係性のように思えますが、実はBtoBにおいてもこのBtoC的アプローチは、意思決定のプロセスは異なるものの、根底の概念として考慮しておくことも重要です。

ブランディングのモノ・コトで馴染みやすく

前項のUXやコンタクトポイントの具体的イメージや体現として、
企業・業種はモノ、機会や動機はコトとして、ブランディングを導入しやすく、可視化することで、企業とマーケットを結びつけるコンタクトポイントの創造を容易にする可能性があります。

【モノ】としての捉え方では、
企業ブランディング、
スクールブランディング、
製品ブランディング、
キャラクターブランディングなど、

また【コト】としては、
周年ブランディング、
採用ブランディング、
ゼネレーションブランディングなどとして、
ブランディングを比較的日常レベルで導入できるよう提唱しています。
次ページで詳しく触れていきます。

【NEXT】「ブランディングの実践テーマ」に続きます。

次のページでは、以上を踏まえ「モノ」系ブランディングの企業・製品ブランディング、スクールブランディング、キャラクターブランディング等。また「コト」系ブランディングの採用、アニバーサリー、BtoB等のブランディングに分け、企業がブランディングを導入する機会をより実践レベルでご説明します。
弊社制作の会社案内・パンフレット・各種制作物の導入事例・サンプルをご覧いただきながらの解説です。
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