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会社案内とパワーポイントの共通制作で営業効果

会社案内パンフレットとパワーポイントを共通化させたデザイン制作。
対面活用の会社案内やインサイドセールスのパワーポイントが営業活動に機動力を発揮。
展示会・イベントシーンを含め、共通化する作成方法、メリットを徹底解説!

01パワーポイントと会社案内の共通化と使い分け

会社案内・パンフレットとパワーポイントの違い

パワーポイントはもはやビジネスシーンやプレゼンシーンに欠くことのできないツールです。
しかしながら、企業情報やビジネスの紹介においてパワーポイントのみに終始し、公式に制作した会社案内パンフレットを一切使用しないケースがあります。
その理由は以下の通りです。

  • パワーポイントで自分の伝えたいことを自在に作ることがいい
  • アニメーションや動画を組み込めるため表現力が高まる
  • そもそも現物の会社案内パンフレットは制作していない

確かに、パワーポイントの存在は、営業パーソンにとって非常に有用性の高い、使い勝手のいいツールであると言えます。
しかしながら、このパワーポイントだけでは、特に新規営業コンタクトの場合、「本当にこの会社信頼おけるのか?」といった側面が一方にあるのも、残念ながら事実でしょう。
取引が良好に継続し、信頼性が担保されていればまだしも、新規交渉相手への受け手の心理というものは、「大丈夫かな?この会社...」。
このようなことからも、弊社では公式な会社案内パンフレットとパワーポイントを共通化したデザインで制作し、
両者をきちんと棲み分けして活用することを推奨しています。

パワーポイントをどのように活かすか

やはりパワーポイントはオフィシャルな媒体に並行して、カスタマーの要求に自在に、個別ファイルを作成できる良さがあります。顧客企業の固有の情報、既製品や規格内容では解決できないソリューションを、カスタマイズしてあたかもオフィシャルドキュメントとしての体裁を提供できること。これはワントゥーワンマーケティングとしてはとても価値あることと言えます。
そこを踏まえ、ベーシックな媒体でオフィシャルな会社案内パンフレットの価値が高まり、パワーポイントとの相乗と棲み分けをする価値が高まるものと言えます。

オリジナルな共通デザインであることの価値

パワーポイントと会社案内パンフレットとの役割の棲み分けがきちんとできても、それが誰もが使う在りものの汎用テンプレートではどうでしょう。もちろんプレゼンの中身、コンテンツが最も重要であることは否定できないことですが、その価値ある情報を演出する、またブランドイメージを側面的に支えるデザイン性のオリジナルパワーポイントであれば、プレゼン相手の潜在意識に心地よいユーザーエクスペリエンスを提供でき、好感度や信頼性の下支え的役割を果たすことが可能となります。

例えば、ロゴデザインを巧みにあしらったテンプレートデザインや、制作した会社案内パンフレットのキービジュアルを流用したりトリミングしたデザインなど、オンリーワンのオリジナル性が強く発揮でき、ブランディング効果として大変意義深いツールと言えます。

会社案内パンフレットとPPT
株式会社メガ 様

制作した企業パンフレットとのデザイン統一PPTテンプレート。(上)会社案内パンフレット、(中)PPT表紙スライド、(下)PPT本文スライド。

会社案内パンフレットとPPT
株式会社押野電気製作所 様

制作した会社案内との色調・デザイン統一ブランディングのPPTテンプレート。(上)会社案内(中)PPT表紙スライド、(下)PPT本文スライド。

02対面・インサイドセールスの営業効果

対面営業活動での会社案内とパワーポイント活用

対面営業活動においては、最早公式な会社案内は欠くことにできない存在ということは、多くを語る必要は無いでしょう。
公式の会社案内には無い情報やデータが掲載されたパワーポイントをプリントしておき、会社案内と共に使用すれば営業効果を一層高めます。

また営業プレゼンの機会には、手許には公式会社案内、パワーポイントはモニターやプロジェクターで運営する、といったハイブリッド活用法。
まさにできる営業パーソンのプレゼン演出方法であると言えます。

インサイドセールスのパワーポイント

一方インサイドセールスにおいては、会社案内をベースとした共通デザインのパワーポイントが出番となります。
ここで言うインサイドセールスは、電話・メールではなく、営業パーソンがWeb会議上の商談で活用するパワーポイントです。
アニメーションや動画を巧みに組み込んでおくと表現力を高め、オンラインという環境での弱点を補強し、
見込みリードや顧客への訴求力を大いに高めることとなります。

パワーポイントは対面の展示会・イベントでも効果的

様々な展示会場のイベントブース内での説明用として、また商談ブースでのデジタル資料として、
対面でのパワーポイント活用シーンとしては欠くことのできない機会です。
公式な会社案内パンフレットとパワーポイントによる併用が一層の相乗効果を生むのです。

03実はコストメリットも大きな効果

公式な会社案内パンフレットで制作したコピーライティングやデザインをパワーポイントで二次利用すると、
コピー制作やデザイン制作の初期コストが不要になるため、一部編集費や調整費は若干かかるものの、パワーポイント制作にコストメリットがあります。
もちろん、会社案内パンフレットには掲載されていない情報やデータを追加掲載したい、
或いはアニメーションや動画を組み込みたい、などといったオプション制作は別途費用となりますが、
パワーポイントのみをゼロベースで制作するより、やはりコスト的なメリットは十分発揮できるものとなります。

逆に言うと、会社案内パンフレットとパワーポイントを共通化する作成方法が、営業効果だけでなく、コスト効果にも影響力を発揮できるのです。

04会社案内パンフレットとパワーポイント共通化した制作実績

株式会社大和ソフトウェアリサーチ 様/ITシステムコンサル・設計・保守管理業

導入の経緯

保険・共済・金融のシステムソリューションに強みを発揮し、半世紀にもわたりその技術やナレッジを蓄積し、顧客から絶大なる信頼を受けてきた企業の会社案内とPPTデザインの導入事例です。
当初の同社のリクエストは、会社案内をオフィシャルで作成したい、それにデザイン性を統一したパワーポイントがほしい、という内容。
弊社にてそのパワーポイントの用途を営業担当、システム担当の方々にヒアリングした結果、ベーシックで公式な会社案内に加え、実際に個別に機能するのは、顧客別に多様性を発揮できることが重要。とは言え、担当それぞれ個々の趣くままの個別資料では、企業としてのアイデンティティが無い。ここはいっそ情報はワントゥーワン的個別としても、その基準となるスタンダードなデザインシートのようなものがほしい、というリクエストから以下の提案を行った。

会社案内とPPT制作実績

さらに会社案内新規制作の窓口ご担当者のご要望として、会社・経営情報や組織・沿革は時事更新・変更されていく。そのため固定情報は会社案内本体に、変動情報はペラパンフレット(リーフレット)に仕分けして作成することを提案、そのペラパンフレット(リーフレット)をパワーポイントにし、「会社情報」と「組織・沿革」は初期制作物として提供し、同時にそのペラパンフレットをテンプレートとして、個々で編集出来るようなPPTデータ形式で同社様に引渡すことを提案、オフィシャルに機能させながら、カスタマイズに対応できる、企業ブランディングのデザイン統一ということで、高い評価をいただくこととなった。

会社案内パンフレットの表紙デザイン
会社案内パンフレットデザイン
会社案内パンフレット本体とペラパンフレット(PPTデザイン)

ポケットホルダー8ページ会社案内とペラパンフレット

ポケットに収納されているペラパンフレット(リーフレット)2枚が会社情報と企業ヒストリー。この2枚2種類のデザインを同社様の自社内で更新できるよう、下画像の通りパワーポイントテンプレートを別途作成。これは社内で営業パーソンが個々に使えるよう、パワーポイントのデータ形式で納品・引渡しをしており、同社様では個別資料をこれらのテンプレートに標準化させ、対外的な資料は全てこのテンプレートで一本化した。会社案内本体と一体化させたデザインで、企業のアイデンティティ、ブランディングのクオリティを高いレベルで保持させている。

個別資料用PPTテンプレートデザイン
個別資料用PPTテンプレートデザイン

オライオン・パートナーズ・ジャパン合同会社 様/投資顧問会社

導入の経緯

アジアの代表的なオルタナティブ投資顧問会社のポケットホルダータイプの会社案内です。事業の性質から顧客・ステークホルダーへの強い信頼感が求められ、その信頼感・安心感を会社案内という広報媒体でしっかり表せないか、とのリクエスト。さらにヒアリングを進めると、会社情報やパートナー情報の改定・変更が今後発生していくこと、また個別資料が多く発生し、営業パーソン個々の手作り感が否めない状況があり、それを何とか改善したい。
以上の要件を集約し、それを会社案内の仕様やコンテンツに落とし込み、以下の提言をまとめた。

  1. 会社情報やパートナー情報をペラパンフレットにして改廃をスピーディにでき、コストダウンにもつながる。
  2. そのペラパンフレットのデザインをそのままPPTテンプレートにすれば、営業パーソンの個別資料もデザイン・色調をオフィシャルのペラパンフレットと統一でき、企業としてのブランディング保持を行える。
  3. 従ってこれらのペラパンフレットや個別PPT資料をひとまとめに収納できる、本体となるポケットホルダーを作成する。

これらの弊社の提言を同社様に採用いただきました。

会社案内とパワーポイント制作実績

同社様のロゴデザインのカラーコンセプトに基づき、全ての色調をオレンジとグレーの2トーンとし、会社案内本体ホルダーとペラパンフレット、パワーポイントテンプレートの共通化をし、企業としてのアイデンティティやブランドイメージを一体化させました。

会社案内パンフレットの表紙デザイン

会社案内の表紙デザイン(上画像)とペラパンフレット(下画像)

ここでは掲載は無いが、会社案内の表紙を開くと、企業メッセージや事業のコンセプトが記載されており、右サイドにはポケット加工がなされています。そのポケットに下画像のペラパンフレット(リーフレット)を収納します。ペラパンフレットは会社情報、パートナープロフィール、ポートフォリオがそれぞれ1枚ごと個別に構成しています。

ペラパンフレットデザイン
ペラパンフレットデザイン

会社案内の表紙デザイン(上画像)とペラパンフレット(下画像)

下画像がパワーポイントテンプレートです。営業パーソンの個別プレゼン資料や、添付資料作成に、また上画像で情報の更新があった場合も、自社内にてスピーディーに更新作成ができます。このように統一デザインで高い品質を保ちながら、一方でコストも抑えられる、メリットの多いクレバーな運用方法と言えます。
このことは企業ブランディングを高いレベルで維持でき、信頼性や好感醸成に大きく貢献します。

PPTテンプレートデザイン
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