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会社移転の広報手段
会社案内・Webを一新

会社移転は事業拡張、多角化など企業の転機。企業案内・パンフレットやコーポレートサイトなど、
印刷物やWebの刷新はもちろんのこと、新たな事業路線に邁進するリブランディングの好機です。

01移転は企業の転機

移転をビジネスや採用に活かす

オフィスの移転は、企業にとってひとつの転機です。
事業の拡張や多角化、M&Aやホールディングス化による事業統合などに伴い、移転をされるケースが多いようです。これらは企業において、発展的な成長・進化を遂げる転換期であり、当然これに伴う告知・広報活動を行う必要が発生します。
また一方で事業の根幹にかかわる再編や事業転換が伴う場合は、企業ブランディングの刷新にまで事が及ぶこと、むしろそれをビジネス機会ととらえ、積極的にその好機を活かすことにアライメントすること。実は絶え間ない厳しいビジネス社会と対峙していく術であると言えます。
単なる移転ではなく、その動機や目的により、企業の新たなビジネスチャンスや優秀な人材確保に結びつけることを活かさない手は無いということです。

心機一転!

オフィスの環境は、社員の仕事へのモチベーションに少なからず影響を及ぼします。美しいオフィスは、顧客へ良質な企業イメージを創出し、社員のモチベーションや仕事効率を高めることに役立ちます。新しいオフィスへの移転は、社員の意識をリフレッシュする好機です。
このようなインバウンドのインターナル効果は、営業目標や事業方針に挑む意識を高めたり、顧客へのサービス品質を高める意識や行為で、まさに大きなビジネスチャンスの可能性があると言えます。

02採用に活かす

昨今の就活戦線の売り手市場において、企業の移転先を人気の地域やオフィスビルにし、その所在地の地名やビル名の知名度によって、就活生はそのブランドイメージに好感を持ったり、アクセスの利便性に惹かれるものです。ただこのことを素通りにしてしまう、或いは気付かずにいてしまうことは、それこそ残念ながらチャンスをロスしてしまうことになります。
ここは千載一遇のチャンスととらえ、(恐らくそのように捉えていると思いますが...)少々過剰に反応するくらい採用活動に活かさない手は無いといえます。
優秀な人材を確保するためのアドバンテージを得たと、そのチャンスを最大限活かす手立てを講ずるべきです。

03移転に伴う広告・広報制作物

移転にともない変更が必要なアイテム
  • 名刺
  • 企業パンフレット
  • カタログ・リーフレット
  • 封筒・名刺・伝票
  • コーポレートWebサイト
  • 製品パッケージ
移転の告知・広報
  • 案内状・DM
  • 機関誌・広報誌
  • 専門誌への出稿
  • 新聞広告
  • Webサイト特設ページ
移転先オフィスに必要なアイテム
  1. ロゴデザインやVI計画(必要に応じ)
  2. サイン・看板
  3. オフィスエントランスや内装デザイン

04【実践導入事例】移転ブランディング

導入企業:株式会社ソヴリックコーポレーション 様<不動産投資事業・大阪市>

大阪梅田の「大阪グランフロント」への移転

最先端を行くインテリジェントビルに移転を達成し、これまででは得られなかった地域的優位性をこの際大いに利用したい。このご要望を受け、弊社にてCIやVIにまでは踏み込まないものの、事業戦略にまで高めるメディアブランディングの提案を行うこととした。

移転による広報媒体刷新を営業に採用に活かす

不動産業界のイメージに対するアンチテーゼから、自社の持つ実直なビジネススタイルと温和な社風、それと顧客の資産運用パートナーとしての共存共栄を強く唱えている姿勢。ヒアリングを通じてこのようなインサイトを顕在化させることができた。これら顕在化した情報から、「好立地のオフィス<信用度>」+「その真摯な企業姿勢や社風<信頼感>」を営業効果、採用効果に求めるという、信用と信頼を軸とした方針を立案することとした。

メディアブランディングの骨子

同社様からもこの移転のチャンスをものにするためにも、営業や採用にまで活かせる企業パンフレット、コーポレートWebサイトのリニューアルや新規作成することが最も今回の取組みに叶っているのでは、というサジェストも含め、弊社にてその骨子をまとめた。
営業向けのBtoC商談用パンフレット群、企業パンフレット(会社案内)、コーポレートWebサイトの大きく3媒体によるメディアブランディングの構成とし、特に今回採用特化のメディアまでには発展させないものの、コーポレートWebサイト内で採用情報のカテゴリを厚くすること、いわゆる「好立地のオフィス<信用度>」+「その真摯な企業姿勢や社風<信頼感>」を語っていくこととした。
また企業パンフレットにおいても、採用にも流用できるハイブリッドスタイルのコンテンツ・メディア設計とした。

現状分析によるファクト

  1. 顧客は富裕高齢オーナーから20~30代のサラリーマン、公務員まで、年齢層・職種の幅広さがある。
  2. 不動産投資のターゲットとなる潜在ユーザー、未経験ユーザーは、投資やリスク、ローンへの不安感、不動産業者への不安感・嫌悪感、食わず嫌い等々、理解や知識が無いことでのネガティブイメージがある。特に同社様の得意領域の中古不動産投資は、そのイメージを強く持つユーザーが多い。
  3. 不動産投資の商談の際、同社様の顧客への周知事項として3つのマスト要件があり、商談時には必ずその3要素を基本トークに加えている。今回作る媒体でこれらの3ポイントの説明がスムーズに流れるプロセスを作れる提案。

導入実績オーバービュー

営業向けのBtoC商談用パンフレット群

前述の通り、営業トークの3ポイントをどのように表現して、営業パーソンのお助けツールとしてどのようなデザイン構成に媒体とすべきか?
その3ポイントの内訳は、①安定収入、②節税対策、③保険的な保障。この3点に絞込み、1テーマ1リーフレット(ペラパンフレット)に3分割し、そのリーフレット単品自体にストーリーを持たせ、オモテQ・ウラAのQ&A方式にすることで、その究極の使い勝手を追求した。
これにより商談シーンに即したBtoC商談用パンフレットとしての機能的最適性を高め、商談相手vs営業パーソン共に違和感や錯誤無く同次元のプラットフォームで、スムーズに話を進めていくことを可能とした。

ペラパンフレットのオモテ・ウラ
ペラパンフレットのオモテ:クエスチョン(左)、ウラ:ソリューション(右)

オモテ:クエスチョン(左)、ウラ:ソリューション(右)

これが3ポイント営業トークの1番目のリーフレット(ペラパンフレット)。不動産投資初心者やリテラシーの低いユーザーにも理解しやすく親しみやすいコンテンツやデザイン。色調もそんなリテラシーの低いユーザーにも優しいパステル調、暖色系にしてその敷居を低く安心感を高める工夫をしました。
以下2番手、3番手のリーフレットも同様のスタイルをとる。

ペラパンフレットのオモテ:クエスチョン(左)、ウラ:ソリューション(右)
ペラパンフレットのオモテ・ウラ
ペラパンフレットのオモテ:クエスチョン(左)、ウラ:ソリューション(右)
ペラパンフレットのオモテ・ウラ

3ポイントを1枚にまとめたオールマイティなパンフレット

不動産投資や中古不動産取扱い、その他同社様の事業領域全般や不動産投資・分譲・仲介の基本情報をペラパンフレットの表裏2ページに集約させ、様々な営業・商談シーンに対応できるコンテンツの構成として作成しました。
ここでも要点は3点であることに変わりはありません。

3ポイントを1枚にまとめたオールマイティなパンフレット
オールマイティなパンフレットのデザイン

各パンフレット群を収納するポケットホルダー

これらの各ペラパンフレットをセットにし、ひとまとめにできるポケットホルダーを提案。そのホルダーには型ヌキ(穴あけ加工)でアクセントをつけ、ちょっとした非日常感を表現しました。ポケットホルダーから上記リーフレットの一部が覗いている。

各パンフレット群を収納するポケットホルダー

コーポレートWebサイト

営業ツールとしてのBtoBパンフレット群のコンセプトやデザイン性、情報構成を基本コンテンツにサイト設計する。採用情報は社員の方々にご登場いただき、アットホームな温かさを表現し、今回のプロジェクトコンセプトであるリクルート要件を、ミニマルでありながらマキシムな情報構成で厚くし、最大限移転によるアドバンテージをブランディングによりその価値を追求していった。

コーポレートWebサイトのTOPページ
コーポレートWebサイトのTOPページデザイン
コーポレートWebサイト/採用情報のTOPページ
コーポレートWebサイト/採用情報のTOPページデザイン

企業パンフレット(会社案内)

この企業パンフレット(会社案内)はいわゆる信用の裏付けであり、延いては採用目的の媒体。
不動産業に漂うネガティブイメージ払拭が目的。メインコンテンツを同社様の信用・信頼に基づいた、同社様が考える不動産投資像と、不動産運用のコンサルタントとしてのサポート情報、オーナーの誇りと心得にまで言及。あわせて企業理念や会社概要の構成とした。
観音開きの6ページ構成の会社案内仕様は、弊社では推奨していませんが、存在のコンセプトや、営業トークのプロセスなどから、あえてこのスタイルを提案。ポケットホルダーに収納することも、この 仕様の採用を後押しした。「グランフロント大阪」立地のプレステージもさり気なく随所で掲出する。

企業パンフレット(会社案内)
企業パンフレット(会社案内)
導入の総括
  • 独自の事業モデル・営業スタイルと移転の効果を、包括的に広報・PRすることが、そのまま営業活動に大きく貢献する、言わば広報戦略と営業戦略をドッキングさせる相乗効果のブランディングを実現できた。
  • 営業パンフレット、会社案内、コーポレートサイトの3媒体包括プロデュースが、特に同社様の強みの一つである、中古不動産投資への好感イメージ醸成に大きく貢献。新築投資含む営業活動にも奏功することとなっている。
  • 同社様の持つ、お客様と真摯に向き合う、継続的パートナーシップをクローズアップした企業ブランディングが、社内外・ステークホルダーに対し、企業イメージ向上や企業価値向上につながっている。
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