公益・出版マスコミ

「自分たちは何者か？何のための協会なのか？」―
役割・使命を再定義。

貿易と関税に関する幅広い情報提供をしている公益財団法人。主に新規会員の獲得・入会促進を目的に、法人案内を制作しました。
同法人は複数の事業からなり、「一言で自分たちは何者なのか？どんな協会なのか？」と説明できないことに課題を感じていました。そのため、本件は数回に及ぶヒアリングを行い、同法人の役割・存在意義を明らかにすることからスタート。日本関税協会＝「輸出入・通関事業者のための専門情報プラットフォーム」と再定義しました。
誌面構成は、その新たな姿を宣言するメッセージから始まり、事業の概要、詳細へと続く流れとしました。最初に「何のための協会なのか？」をしっかりと紹介することで、各事業の目的や意義もより深く伝わるようになりました。
デザイン面では、同法人の歴史を感じさせるクラシカルなトーンに、船・飛行機などの貿易を感じさせるモチーフを採用。「船・飛行機＝輸出入・通関事業者」に同法人が関わることで、「色づいていく＝より一層事業が発展していく」といった意味合いも持たせています。