病院パンフレット制作の全体像はこちら
総合病院からクリニックまで、制作実績、企画・構成、制作会社選び、制作の進め方など、
病院パンフレット制作を検討するための情報をまとめています。
01集患パンフレットは「誰に・どこで・何を伝えるか」から設計する
集患を目的とする病院・クリニックのパンフレットでは、最初に決めるべきなのはページ数やデザインではありません。 まず明確にしたいのは、span style="background-color: #ffff00; ">「誰に渡すのか」「どこで渡すのか」「何を理解してもらうのか」という利用場面です。 同じ診療内容を伝える場合でも、初めて病院を知る人と、すでに受診を検討している人では必要な情報が違います。院内で患者へ渡す場合と、地域の接点で手に取ってもらう場合でも、表紙の見せ方や情報量、適した媒体は変わります。 また、受診を検討する本人だけでなく、その家族が病院選びに関わる場合もあります。 そのため集患パンフレットでは、一冊にすべてを盛り込むことから始めるのではなく、対象者・接点・媒体・読後の行動を一つの流れとして設計することが重要です。
病院・クリニックの集患パンフレット設計の考え方
02集患の目的によってパンフレットの役割は変わる
「集患」と一括りにしても、病院・クリニックによって目的は異なります。 病院そのものを知ってもらう場合もあれば、特定の診療科や専門治療を周知したい場合、健診・人間ドックの受診を検討してもらう場合もあります。 また、現在の患者から家族や知人へ情報を伝えてもらうことが目的となるケースもあります。 目的が違えば、パンフレットに求められる役割も変わります。
| 集患する対象者 | 主な接点 | パンフレットの役割 |
|---|---|---|
| 新規受診を検討する地域住民 | 地域・院外・資料送付 | 病院や診療サービスを知る入口をつくる |
| 既存患者の家族・知人 | 患者からの紹介 | 病院情報を第三者へ持ち帰ってもらう |
| 専門診療を検討する人 | 院内・相談・紹介 | 特定の診療内容を詳しく確認してもらう |
| 健診・人間ドック検討者 | 院内・法人・資料送付 | サービス内容や受診価値を比較・検討してもらう |
| 外国人受診者 | 院内・紹介・海外からの問い合わせ | 必要な言語で受診情報を届ける |
集患の対象者を定めることは、患者像を細かく分類することが目的ではありません。 その人がどこでパンフレットと接触し、どの媒体なら受け取りやすいのかを考えるための出発点です。
03どこで届けるか|院内・地域・紹介・送付で設計を変える
集患パンフレットは、配布する場所によって役割が変わります。 同じ内容でも、すでに来院している患者へ渡す場合と、まだ病院を知らない人が地域で手に取る場合では、媒体との出会い方が異なるからです。
院内で届ける
院内では、すでに病院との接点がある患者へ、別の診療や検査、専門サービスを知ってもらう機会をつくれます。
待合室や受付に設置して自由に手に取ってもらう場合もあれば、診察や相談の際にスタッフから直接渡す場合もあります。
この場合は、新規認知だけでなく、現在の患者に病院が提供する別の医療サービスを知ってもらう接点としても活用できます。
地域で届ける
地域で新たな患者との接点をつくる場合は、院外でパンフレットやリーフレットを手に取ってもらう設計が必要です。
調剤薬局や地域の関連施設などに設置する場合、病院を知らない人が初めて見る可能性があります。
そのため、設置スペースに収まり、持ち帰りやすく、何の診療やサービスを案内する媒体なのかを短時間で理解できる形状が適しています。
患者から家族・知人へ届ける
患者本人を起点に、その家族や知人へ病院の情報が広がることもあります。
この場合、大きな病院案内をもう一冊渡すよりも、持ち歩きやすく、人へ渡しやすい小型リーフレットや紹介カードが適することがあります。
患者を単なる「受け手」として捉えるのではなく、病院と新しい受診検討者をつなぐ接点として考えることができます。
問い合わせ・相談後に届ける
Webサイトや電話などですでに問い合わせをした人は、病院やサービスに一定の関心を持っています。
こうした人へ送付するパンフレットでは、認知よりも、具体的な検討材料としての役割が大きくなります。
人間ドックや専門診療などでは、サービスの特徴を伝えるパンフレットと、検査内容や詳細を確認するリーフレットを組み合わせる方法もあります。
04どの媒体で届けるか|パンフレット・リーフレット・紹介カードを使い分ける
集患では、一つのパンフレットだけですべての接点を担わせる必要はありません。
対象者や配布する場所が変われば、適した媒体も変わります。
●病院全体を知ってもらうならパンフレット
●特定の診療やサービスならリーフレット
●患者から家族や知人へ渡してもらうなら紹介カード
というように、媒体ごとに役割を持たせることができます。
▼プロのワンポイントアドバイス-01
集患では、一冊のパンフレットにすべての役割を持たせる必要はありません。誰に、どこで渡すかが変われば、媒体も分ける。受診までの接点ごとに適したツールを用意することで、それぞれの媒体が何のために存在するのかが明確になります。
▼集患する対象者や配布先から、必要な媒体を整理します。
院内配布、地域での設置、患者紹介、専門診療や人間ドックなど、想定する集患方法を伺い、
パンフレット・リーフレットの役割を企画段階から整理します。
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05当社の制作実績で見る集患パンフレットの媒体設計
対象者・配布先・媒体を組み合わせる考え方は、実際の制作でも活用しています。 ここでは、弊社の制作実績という一次情報から、異なる媒体を使い分けた2つの事例を簡潔にご紹介します。
【事例-01】患者紹介を広げる2種類のリーフレット制作|医療法人社団かしわの葉 原歯科医院 様
原歯科医院様では、インプラント治療を伝える8ページのリーフレットと、患者から家族や知人へ渡しやすい名刺サイズの小型リーフレットを制作しました。 詳しく内容を伝える媒体と、紹介のきっかけをつくる媒体を分けることで、患者からその周囲へ情報を届ける接点を設計した事例です。
●制作リーフレット仕様:8P観音折りリーフレット/6P三つ折り小型リーフレット(下記リンク先の制作実績ページでご覧いただけます。)
同医院リーフレット
リーフレットの表紙を開いた観音ファーストオープン
リーフレットの4面フルオープン
【事例-02】人間ドックと多言語でパンフレットを分ける|国立国際医療研究センター様
国立国際医療研究センター様[制作当時]では、人間ドックの設備・技術・環境を伝えるパンフレットと、検査内容などの詳細を伝えるリーフレットを分けて制作しました。
さらに外国人受診者への情報提供として、英語版・中国語版へも展開しています。 サービスの概要、詳細情報、対象者の言語という違いに応じて媒体を分けた事例です。
●制作パンフレット仕様:パンフレット|A4 6ページ観音折り・検査案内リーフレット|A4両面
同センターの人間ドックパンフレット《日本語版》の表紙デザイン
同パンフレット三面フルオープン
同検査案内リーフレット
2つの事例に共通するのは、「一冊に何を入れるか」だけで考えていないことです。
誰に届けるのか、どこで使うのかによって媒体の役割を分けています。
集患パンフレットでは、対象者と接点の違いが大きいほど、媒体を分けるという選択肢も検討する価値があります。
診療内容や用途に応じた、病院・クリニックのパンフレット・リーフレット制作事例を紹介しています。
06対象者 × 配布先 × 媒体で考える4つの集患パターン
集患パンフレットの媒体設計は、「この形状が正解」というものではありません。 対象者と配布先を組み合わせることで、必要な媒体が見えてきます。代表的な4つの集患パターンに整理すると、次のようになります。
| 集患パターン | 対象者 | 主な配布先・接点 | 主な媒体 |
|---|---|---|---|
| 地域からの新規受診 | 地域住民・新規受診検討者 | 地域・院外 | クリニック・リーフレット |
| 患者からの紹介 | 患者の家族・知人 | 患者からの手渡し | 紹介カード・小型リーフレット |
| 専門診療・人間ドック | 特定サービスの検討者 | 上院内・相談・資料送付 | パンフレット+詳細リーフレット |
| 外国人受診 | 外国人患者・受診検討者 | 院内・紹介・問い合わせ | 言語別パンフレット |
地域から新しい患者との接点をつくる
まだ病院を知らない地域住民へ届ける場合は、まず手に取ってもらう接点が必要です。
コンパクトで持ち帰りやすいリーフレットは、院外で新たな認知をつくる媒体として活用できます。
患者から家族・知人へ広げる
既存患者との関係を起点にする場合は、人から人へ渡しやすい媒体が重要です。
紹介カードや小型リーフレットであれば、患者が持ち帰り、必要な人へ渡すという使い方ができます。
専門診療や人間ドックを検討してもらう
特定の診療やサービスでは、最初に価値を伝える情報と、詳しい検討情報の両方が必要になることがあります。
その場合は、本冊と詳細リーフレットを分けることで、それぞれの役割を整理できます。
外国人受診者へ情報を届ける
外国人受診者を想定する場合は、単に一冊のパンフレットへ複数言語を詰め込むのではなく、必要に応じて言語ごとに媒体を分ける方法があります。
基本となるデザインや構成を統一しながら、対象者が読みやすい言語で情報を届けることができます。
対象者 × 配布先 × 媒体で考える4つの集患パターン
対象者と配布先・接点を整理したうえで、集患に適した媒体を選ぶ考え方を示した図版です。
媒体を先に決めるのではなく、「誰に届けるか」「どこで届けるか」から逆算して設計することが、 集患パンフレット企画の基本です。
07病院・クリニックの集患パンフレット よくある質問
Q1|集患パンフレットは院内配布だけでも活用できますか?
A1|院内配布でも活用できますが、誰に何を知ってもらうのかを明確にすることが重要です。
すでに来院している患者へ、専門診療や健診、人間ドックなど別の医療サービスを案内する接点として利用できます。 一方、新しい患者との接点を増やしたい場合は、地域での設置や紹介など、院外へ情報を届ける方法も検討します。
Q2|パンフレットと紹介カードは同時に作った方がよいですか?
A2|患者から家族や知人への紹介を想定する場合は、役割を分けて制作する方法があります。
詳しい情報を伝えるパンフレットは、そのままでは持ち歩きにくい場合があります。 紹介用の小型リーフレットやカードを別に用意すれば、人から人へ渡すための媒体として使いやすくなります。
Q3|調剤薬局など院外へ置く場合、どのような媒体が向いていますか?
A3|設置スペースを取りにくく、手に取りやすいコンパクトなリーフレットが適する場合があります。
院外では、その病院をまだ知らない人が初めて媒体を見る可能性があります。 そのため形状だけでなく、表紙を見た段階で何の診療やサービスを案内しているのかが伝わることも重要です。
Q4|人間ドック案内と病院案内は一冊にまとめた方がよいですか?
A4|利用する対象者や必要な情報が異なる場合は、媒体を分ける方法があります。
病院全体を紹介する情報と、人間ドックの検査内容やサービス詳細では、読む目的が異なります。 概要や価値を伝える媒体と、詳細を確認する媒体に役割を分けることで、情報を整理しやすくなります。
Q5|外国人受診者向けは一冊に多言語を併記する方がよいですか?
A5|必ずしも一冊へ併記する必要はなく、対象言語ごとに媒体を分ける方法もあります。
複数言語を一冊へ掲載すると、情報量が増えて誌面が複雑になる場合があります。 対象となる受診者や配布方法に応じて、日本語版・英語版・中国語版などに分けることで、それぞれの読者へ情報を届けやすくなります。
▼病院・クリニックの集患方法に合わせたパンフレットをご提案します。
院内配布、患者紹介、専門診療、人間ドックなど、集患対象で異なり、詳細を伺う相談を承ります。
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