02採用ブランディングの薦め-02【実践導入事例-1】
井上株式会社様 <電気設備工事業・地方有力企業・京都府福知山市>
キャラクターと採用ツールのコラボで、
広域採用を制する「クロス」採用ブランディング。
企業情報・投入媒体
京都府福知山市では電気設備施工実績で、50%超を誇る同社様。地域のインフラ整備を陰で支えてきた事業のスタイル。それだけに地元でも一般知名度は高そうで、実は決して高いとは言えない。その高い技術力とマルチタスクの広範囲な事業領域は、玄人好みの実力派である。
そんな同社様が次代の成長を担う新卒社員の採用活動を、関西一円の広域に拡張する計画を立上げ、弊社へのご相談となった。
● 【投入媒体】 ブランドキャラクター・採用会社案内・入社パンフレット・採用サイト・合説ツール・ポスター
ブランディングコンセプト
弊社で既に制作していた企業マスコット「伝説の電設マン」を、採用活動に駆り立て、企業の顔として、リクルートキャラクターとして、同社と就活生のコンタクトポイントを創造するコミュニケーター役を担わせることとした。 広域採用を計画する以上、一定の採用PR効果が必要であり、従来の裏方的事業スタイル訴求ではなく、よりポジティブに、よりアクティブに、且つ忍びだけに「忍び寄る」存在感を就活生に示していく。
企業マスコット「伝説の電設マン」
表立って目につかないところで、情報伝達や地域振興に貢献する事業の性質を、「忍者」モチーフに仕立て、可愛らしいマスコットをブライメージ化させた。新卒採用の企業の「顔」として、就活生に愛されるキャラとして、その名を「伝説の電設マン」と命名した。
視覚体験のコンタクトポイントづくり
採用活動の全体構造は、まず広域母集団の確保を目的に、採用ナビを関西広域で投入し、企業説明会、関西各地の合同説明会への誘導施策を講ずるフローとする同社様の計画。
これに対し、採用ナビでの登録、或いは企業説明会、合同説明会への誘導を行う過程で、自社の採用サイトを整備して、そこへ誘導を図ることとした。
企業説明会・合同説明会での視覚体験
採用ナビ、自社採用サイトのルートから参加した企業説明会や関西各地の合同説明会の会場ブースで、忍者マスコットの「伝説の電設マン」がウエルカムで待ち受ける。
オフィシャルサイトと採用会社案内
社名検索や採用ナビから訪れた就活生は、採用サイトと共にオフィシャルサイトも目にすることとなる。このオフィシャルサイトと採用会社案内のコンテンツやデザイン性を統一し、ワンソースマルチユースのクロスブランディングを実現した。
採用会社案内は前項の企業説明会や合同説明会で配布され、象徴的なデザインとコピーがその印象付けのエッセンスとなる。
【キャラクター】×【採用サイト】×【オフィシャルサイト】×【採用会社案内】
複数の制作物や媒体を、クロスオーバーさせること。実はこれは難易度の高いものではなく、高コストでもなく、ちょっとしたエッセンスを加え、それらをうまくリレーションさせることで、効果的で合目的なパフォーマンスを実現できます。
このように採用ブランディングの取組みは、地方企業の広域採用にも成果をもたらす施策といえます。
事例で紹介した、実際の各Webサイトは以下よりご覧いただけます。新規に別タブで開きます。
次は【実践導入事例の徹底解説-2】をご覧ください。
次の実践導入事例の徹底解説②では、金属製品加工メーカーの理系学生をターゲットとし、彼らの琴線に触れる仕掛けが決め手の採用ブランディング事例をご紹介。【実践導入事例の徹底解説②】へ >>>