03採用ブランディングの薦め-03【実践導入事例-2】
金属技研株式会社様<金属製品加工業・中堅企業/東京都中野区>
世界最強クラスの技術立社が求める、
好奇心旺盛な理系学生に、
超フォーカスの採用ブランディング。
企業情報・投入媒体
世界最先端の高い研究開発力と先進技術を持つニッポンの中小企業として、航空、宇宙開発、自動車等の分野で、金属熱処理・HIP処理において世界最強クラスの独自性を発揮している企業。
就活生にはその極めて優れた技術や設備環境において、金属の可能性や限界に挑戦し続けるエンジニアを目指し、理系の学生、就中そのかけ離れた非常識な数値や非日常感に対し、強い興味や好奇心を掻き立てられる媒体がほしい。
● 【投入媒体】 採用パンフレット
ブランディングコンセプト
以上の要件を踏まえ、同社様の基幹製品の製作段階や実験研究の中で出てくる数値やパフォーマンスに着目。航空機エンジン内の超高熱の温度数値、ロケットや発電タービン内の高圧環境における圧力数値等、同社様製品とそれらの数値をリンクさせ、世俗ではあり得ない、奇を衒う表現方法で、好奇心旺盛な理系学生のメンタリティを煽るブランディング設定とする。
採用案内パンフレットのコピーが「タッチポイント」を創出
「難問をクリアせよ」を採用案内パンフレットの表紙に、というラジカルな発想ーー。
企業説明会、合説会場で往来の就活生の目に留まりやすい仕掛けを提言、「難問をクリアせよ」という挑戦的なキャッチフレーズが表記された案内パンフレットを掲げ、往来学生に対し呼びかけをしていただくことを、同社様にご賛同いただいた。ターゲットとする”好奇心旺盛な理系学生”との出会い=タッチポイントを創造していく。
数々の超難題オーダーに応えてきた企業が出す難題
国内はもとより、世界の航空・宇宙・エネルギー企業との取引実績は、厳しい難題にチャレンジしてクリアしてきたからこその証。その企業の生き様を、何と就活生にも体験的に難題で問いかける。このエクスペリエンスが、同社様に強い興味を抱いた就活生が、厳しい要求にチャレンジし、金属技研で活躍する自分のイメージを被らせ、同社様への関心の高まりと入社意識の芽生えを、就活生は自ら感じとっていく。
全体構成が4ページの採用パンフレットであるにもかかわらず、そのコンテンツの濃さは、企業ブランディングを色濃く反映したものと言える。
(上)採用パンフレットP2-P3
ページ毎に1問出題されるパンフレット中面。
各ページのありえない難問出題に対し、その問題をイメージさせる、ちょっとシュールなタッチのデザインが、何ともユニークでユーモラスでさえある。
(下が)ウラ表紙のP4
ウラ表紙にも理系の学生にこそ響く設問。好奇心高い学生がレスポンスすることを狙う。
効果検証
コンパクトでスモールサイズのパンフレットだが、狙い通り合説会場で目につきやすく、学生は5m-10m先からでも眼に入ってくる存在に。ご担当者は手に掲げて「難問にチャレンジしてください!」と呼びかけたことで、学生をブースに誘導しやすくなった。
結果、狙い目に近い学生に想定以上リーチすることができた。
次の【実践導入事例の徹底解説-3】をご覧ください。
次の実践導入事例の徹底解説③は、「1000年輝く企業をつくる」がスローガンの不動産保証会社が取り組んだ採用ブランディング事例です。パンフレット・Web・ハンディング用リーフレットも合説会場で活躍。【実践導入事例の徹底解説③】へ >>>