02【制作事例-02】年齢層や販売チャネルでリーチを多様化。
健康年齢少額短期保険株式会社 様/ 保険会社
医療ビッグデータを活用し、全く新しいタイプの少額短期の保険商品を引っ提げて、事業をスタートさせた同社様。日本医療データセンターが開発した新しい概念のプログラムで、健康年齢に応じて入れる「健康な人ほどお得」な保険商品の取扱いです。
従って老若男女に関わらず、手軽に加入できるのが特徴。
それだけに年代層によって健康状態も保険内容の関心事も異なるだけでなく、商品情報の入手方法やアクセス方法も異なる。
またユーザー個人のBtoC販売だけでなく、BtoBの保険代理店にも販路を拡張する計画。
以上のことを包括的に捉え、単に保険商品パンフレットに留まらず、個人販売の場合と保険代理店販売の場合ではリーチする媒体やそのコンテンツも大きく変える、言わばチャネル別販売プロモーション展開を図ることとしました。
オールマイティ活用の保険商品パンフレットを軸に展開
まず販売プロモーションのその軸となる保険商品パンフレットは、個人販売の営業ツールとして、資料請求用として企画しました。
特にユーザーは初めて耳にする保険商品なので、とりわけ年輩層の方々に簡潔に理解できるよう、コピーや情報構成、デザイン性に工夫を凝らしました。
保険にありがちな分かりにくさによる距離感を払拭するため、要点のゾーン分けをクッキリとハイライト化させ、ピクトグラムや大きな図表により敷居を低く、読む抵抗感を無くす工夫を行いました。
パンフレットの表紙デザインイメージ
パンフレット表紙からキャッチ―なコピーで掴みをとる。6ページ観音折りの表紙を開くと3面見開きで一覧全体を見渡せる。コンパクトにまとめた仕様も、保険商品の理解を促す工夫の一つです。
20~30代の若年層にはLPでリーチ
一方年代の若い層には、いっそWebの検索連動広告によりLP(ランディングページ)に誘導し、スマホやPCで同商品情報を提供することが、むしろ最適なリーチの手段であるとの見解から、商品パンフレットと統一したコンテンツでブランディングされたLPを作成することとしました。
保険代理店はプロ仕様で
保険代理店において、新規で同社様の同保険商品を取扱ってもらうため、同社様の営業担当者の商談ツールのニーズがあり、前述のオールマイティな顧客用商品パンフレットで十分だろうとの見解でしたが、業界内同士の交渉レベルを検証すると、情報の咀嚼は不要だし、保険リテールとしてのBtoBマターの規定や取扱い条件に関するコンテンツのみを簡潔に配置することでよい、ということで、この際A4サイズ両面遣いのリーフレット(パラパンフレット)を追加で提案しました。