02製品カタログ・商品カタログの作り方|目的別・業種別の構成と判断材料

カタログ制作のポイント

カタログの構成は、誰に渡すかで決まります。
同じ製品情報でも、業種が変われば並べる順序も変わります。


製品カタログをつくるとき、多くの企業が製品情報から書き始めます。
けれど読み手が最初に知りたいのは、その製品が自分の課題に効くかどうかです。
仕様を並べただけのカタログは、他社の一冊と区別がつきません。
このページでは、製造業・建設業・商社・アパレルという4業種について、
何を根拠として示し、どの順序で並べるのかを、弊社の制作実例から整理します。

このページの要点|製品・商品カタログの目的別・業種別カカタログの構成は、業種ではなく読み手で決まります。同じ製造業でも、設置先の担当者に読ませるのか、決裁する経営層に読ませるのかで、前に出す情報が変わります。

このページでわかること

  1. 構成を決める5つの観点
  2. 4業種の比較|読み手・判断材料・示すべき根拠
  3. 製造業|仕様の羅列で終わらせない開発コンセプトの見せ方
  4. 建設業・建設資材|技術とエビデンスを簡潔に伝える設計
  5. 商社|自社製品を持たない立場だからこそ出せる提案
  6. アパレル・ファッション|カタログを起点に店舗とECへつなぐ導線

このページは、カタログ制作の全体像を解説する特集「カタログ制作」の一部です。
目的と業種から構成を決める工程は、掲載する製品が固まり、形状とページ数を選んだあとに来ます。
進め方を最初から確認したい方は、カタログ制作メインページからご覧ください。

構成は業種ではなく読み手で決まる《最初に整理すること》

製品情報から書き始めると、他社と同じ一冊になります。

カタログの構成を決めるとき、業種で型が決まると考える方が少なくありません。 実際には、同じ業種でも読み手が変われば、前に出すべき情報は変わります。設置先の現場担当者に読ませるカタログなら、仕様と互換性が先に来ます。決裁する経営層に読ませるなら、導入して何が変わるのかが先に来ます。展示会で短時間に配るなら、開いた瞬間に何の会社かが伝わることが先に来ます。業種はあくまで、読み手と判断材料を推定するための手がかりです。
構成を決めるのは業種ではなく、その一冊を誰が、どの場面で開くかです。

構成を決める5つの観点《発注前に整理する》

業種の型に入る前に、次の5項目を整理します。 ここが埋まっていれば、業種が違っても構成は組み立てられます。

構成を決める5つの観点

観 点確認すること構成への影響
読み手 現場担当者か、決裁者か、エンドユーザーか 前に置く情報と語彙が変わる
検索性の要件 読み手が型番で探すのか、用途から探すのか インデックス設計、タブ加工、目次構成に影響
判断材料 相手が採用を決めるときに見る項目 掲載すべき根拠の種類が決まる
示せる根拠 実績、エビデンスデータ、導入事例、開発の経緯 説得力を担う面をどこに置くかが決まる
自社の立ち位置 自社製品か、他社製品の組み合わせか 語れる強みそのものが変わる

このうち最も見落とされやすいのが、4つ目の「示せる根拠」です。 仕様は書けても、なぜその仕様なのかを書ける会社は多くありません。そこが競合との違いになります。

製造業のカタログ|仕様の先にある開発の意図を見せる《機能と差別性》

情報構成+検索機能性+プロダクトブランド

製品カタログは、製品数と情報量で厚みが変わります。まず必要なのは、大・中・小のカテゴリー分けと検索性です。
そのうえで、製品名、写真、特徴、仕様諸元を並べます。
配布するターゲットとユーザーの属性を見極め、発注を決めるために必要な項目が漏れなく載っているか。ここまでで、カタログとしての機能は満たします。

しかしこの段階では、まだ事実を並べただけです。
プロダクトブランドも、開発の思想も、そこには存在しません。「仏作って魂入れず」の状態です。

自社で開発した製品であれば、生み出すまでの苦労があり、世に出てからも改良を重ねた開発者の判断があります。
その経緯、開発コンセプト、想定される導入提案、代表的な導入実績、ベンチマーク情報、エビデンス。
これらは競合との違いを明確にする材料であり、そのままプロダクトブランドになります。

弊社は、機能としての情報構成と、潜在している優位性の言語化を、一冊のなかで両立させます。

仕様は他社も書けます。なぜその仕様にしたのかを書けるのは、開発した会社だけです。

製品カタログ表紙デザイン
インストロンジャパン カンパニーリミテッド 様

材料試験機の分野で世界トップシェアを誇るメーカーの、日本法人オリジナルの製品カタログ。これまでは本国の製品カタログの翻訳版を使用してきたが、日本市場拡張には日本版カタログが必須であると同社が判断、会社概要と製品が一覧できる製品カタログを構想。海外での実績の高さと、日本人ならではのきめ細かいサポート体制を表す、「GLOBAL QUALITY × JAPAN QUALITY」のコピーをうち立て、コーポレートカラーの赤を日の丸イメージに巧みに活かし、日本法人アイデンティティのブランディングデザインを実現した。
外資系企業としてのジャパンフレンドリーな存在感を表現できたブランディングカタログの代表格。

カタログデザイン

法人営業としての目的

製品カタログを法人営業で使う方法は、いくつかに分かれます。

品目が多く厚みのあるカタログを、顧客のオフィスに置いてもらい、必要になったときに発注してもらう。Webや広告からの資料請求に対してDMで送る。
品目を絞ったコンパクトな一冊を、営業担当が日常的に携行する。展示会でブースに置き、その場の商談で使う。

営業スタイルと使う場面が違えば、仕様も掲載内容も変わるべきだと弊社は考えます。
検索性がよく導線が整理されている、というだけでは、競合の多い市場で選ばれる一冊にはなりません。

製品カタログ
株式会社アローテクノ 様 製品カタログ

金属製品製造における切削・研磨屑の搬送・脱油・廃油処理を一括処理する産業機械メーカーの、”只者ではない”製品カタログ。このカタログの特徴は何と言っても、ワンストップで一元管理できる優れた機能と、生産工場内に合わせカスタマイズできる同社の融通機能を余すところなくコンテンツ化したところ。特に右下画像の見開きページでは、一貫工程を3Dパースデザインを使って再現させる念の入れよう。
さらに初版制作から10年を超えるが、製品の一部仕様変更による差替え程度で、基本デザインやコンテンツは初版そのまま。今見ても全く古さを感じない完成度の高さで、法人営業で益々仕事をしてくれている、これも只者ではない所以だ。

製品カタログ

上下2点の見開きページでは、同社の強みである同社品各種の組み合わせによるシミュレーション提案。設置先のレイアウトに即し、いかようにでも設計・配置できるカスタマイズ性。プロダクトブランディングとしての強みを、20ページ中4ページも費やすこだわり。
他のページは製品情報を主にしているが、総合カタログとしてサマリー情報に徹し、主力製品については、4ページパンフレットを別途作成し、商談にはこの製品カタログと単品製品パンフレットとのコンビネーションで機能させている。

単品パンフレットとの連携で相乗効果

総合カタログで網羅した製品群のなかから、1〜2品を抜き出し、詳細に踏み込む製品パンフレットを別に用意する。
この組み合わせは効果を発揮します。

総合カタログは全製品を同じ粒度で扱うため、主力製品を厚く語ることができません。
主力、売れ筋、新製品を選び、そこだけをパンフレットで深く扱う。役割を分けることで、両方が機能します。

カタログ本体にポケット加工を施し、主力品のリーフレットを収納できるようにしておけば、商談の相手に応じて中身を入れ替えられます。

ポケット加工を含む形状の選び方はカタログのタイプ別作り方で解説しています

建設業・建設資材のカタログ|技術とエビデンスを簡潔に伝える《商談・展示会》

建設会社のカタログは、大手ゼネコンや元請けよりも、独自の工法や技術を持つ中堅企業のものが多くを占めます。
建設資材会社であれば、自社開発した資材のカタログです。
読み手は、大手ゼネコン、設計コンサルタント、デベロッパー、官公庁です。商談や展示会では、核心を短時間で説明できることが求められます。
特殊な施工技術には、技術情報とエビデンスデータが要ります。同時に、それを一言で言い表すコピーと、全体像を瞬時に理解させるビジュアルも要ります。機能と感性の両方を、一冊のなかで成立させる設計が必要です。

企業カタログの表紙デザイン
株式会社プロテックエンジニアリング 様

防災土木工事における技術開発から施工、並びに自社開発資材まで一元調達する建設事業。施工から資材をカタログ化したいというリクエストに、優れた独自技術を有しているのに、単に施工情報・資材情報のカタログでは、その強みを表現することは限定的。強さの秘訣である技術開発力や、どんな防災工事にどんな施工技術で対応できるのか、いわゆるモノとコトの両面にて、ともすれば贅沢にその核心に迫るコンテンツを網羅させた、同社と弊社の渾身の一冊。
A4無線綴じ/84ページ構成

企業カタログデザイン

上画像ページは、約80ページに及ぶカタログの総合インデックスページ。実はこのカタログ会社案内を兼ねている。冒頭16ページにわたって企業概要、代表メッセージ、企業理念、ビジネスモデルのコンテンツに割く。4カテゴリーある事業・製品情報への導線は、一見写真に見える山間部のイメージに、4色に色分けした付箋表記に関連付けして誘導するが、このビジュアルは何と!CGモデリングによるバーチャルシミュレーション。左下にはがけ崩れあり、右サイドは積雪のり面あり、雪崩ありなどで、同社の事業領域をフルキャストでオールインワン再現を実現した。
下画像では、緑カテゴリー「落石対策」、オレンジカテゴリー「崩壊土砂対策」の扉ページ、製品・工法ページを、カタログコンテンツからピックアップして掲載した。
この各扉ページはカテゴリーインデックスとなるが、おわかりの通り、CGモデリングのクローズアップのカット。まるでリアルな写真を彷彿とさせるくらい、徹底的にこだわりぬいた完全オリジナルの逸品!
同社の独自性・差別性あるビジネスモデルを表すに相応しい、この機能美のカタログのプレゼンスは、プロダクトブランディングの極みとも言え、カタログと会社案内のハイブリッド性は、弊社の提唱するブランディングとCI・企業コンセプト+製品・資材ファクト情報が一体化した代表格だ。

カタログデザイン
カタログデザイン
カタログデザイン
カタログデザイン

カタログと会社案内を1冊にまとめられるかは、事業構造が語れるかどうかで決まります。

多品種を1冊にまとめる分類と目次設計は総合カタログ制作とはで解説しています。

商社のカタログ|自社製品を持たない立場だから出せる提案《組み合わせの設計》

商品カタログと言えどもブランディング

商社は、カタログを最も高い頻度で、最も多くの種類で使う業種です。メーカーや取扱ベンダーのカタログとは別に、自社独自のカタログを持ちます。
ただし自社で製造していないため、複数社の製品から選び、自社の切り口でまとめる形になります。
そのぶん自社オリジナルのカタログを作る機会は多くなく、メーカーから取り寄せた仕様情報、写真、CAD図を並べただけの一冊になりがちです。
写真は印刷物をスキャンしたもの、ということも珍しくありません。

これでは、自社の特徴があるカタログとは言えません。

一方で商社には、自社製品だけで提案する製造業にはない強みがあります。顧客の要求に対して、複数社の製品を組み合わせ、カスタマイズした導入提案ができることです。メーカーのカタログには載せられない導入シミュレーション、複数社品を組み合わせたモデル提案。
これは商社にしか作れないコンテンツです。モノではなくコトに寄せた一冊が、商社ならではのブランディングになります。

カタログデザイン
東海澱粉株式会社 様 商品カタログ

食材や食品原料を調達する食料品専門商社の、展示会向けカタログとしてのオーダー。食品加工や調理を直接行う事業ではないが、自社製品を使ってどんな料理に展開できるのか、メニューレシピと調理された料理で、あえて一足飛びに表現した。あたかも料理メニューと見間違ってしまうほど。食品流通業、食品問屋、食品量販店、レストランチェーン等が集う展示会にチャレンジする冒険心溢れるするカタログと言え、自社の潜在する価値観を視覚化したブランディングデザインだ。
ちなみに写真掲載されている料理は、レンタルフォトではなく、このカタログ用にレストランや料亭で調理したものを撮影するオリジナルへのこだわりよう。とりあえずのイメージづくりではない、その本格派のスピリットが一冊に凝縮されている。
A4/32ページ構成

カタログデザイン

商談で使うカタログの設計は営業カタログの作り方で解説しています。

アパレル・ファッションのカタログ|購入までの経路をつなぐ軸に据える《店舗とEC》

店舗とECをつなぐ起点としてのカタログ

アパレル・ファッションのカタログは、登録顧客へのDMで届くケースが多くを占めます。

モデルを起用した写真の美しさと演出、デザイン性でブランド価値を高め、読み手の「現物を見たい」「欲しい」という気持ちを引き出す。そこから実店舗へ誘導します。読み手によっては、カタログを見たあとECサイトで購入します。あるいはブランドサイトで詳細を確認し、実店舗で試着してから購入します。

購入までの経路が複数あり、そのどれもがカタログを起点にしている。この経路をどうつなぐかが、成否を分けます。

カタログ
株式会社セルフィット 様

大阪・京都・名古屋で写真スタジオ事業を展開する同社だが、過去5年にわたって袴レンタルを主力事業のひとつに育て上げ、独自のビジネスモデルで業容を拡大してきた。その事業の基軸になるのが袴レンタルカタログ。このカタログに同業他社とは大きく一線を画す独自のコンセプト設計とユーザーへのリーチ手段をとってきた。それが奏功し5年連続の拡張を遂げた。その中核をなすのがDM顧客データと、プロを使用しないユーザーモデルの起用だ。まさに独自路線のカタログ戦略たる所以だ。
A5/64ページ構成

カタログ
ファッション雑誌のようなお洒落なカタログ

巻頭のフォト(上ページ2点)は雑誌グラビアのよう。「私の、大切な一日。」をイメージさせるコピーで、まさに卒業式その日の一日を追うショットから入る。これがウリウリカタログではない証。まずは憧れを誘い、読者はそこにその日の自分を重ね合わせる。
メインのカタログ情報に入る前には、袴レンタルに寄せる同社のコンセプトを、じっくりと語る。余裕さえ感じてしまう記事広告風コンテンツだ。
圧巻は、登場している女性が全て同社スタジオを利用したユーザーとくるから驚き。プロやタレントは一切使わない。読者は日常感で着てみたい気分が高揚し、思わず問合せへ...
DMカタログから実店舗へ誘客するオムニスタイルのメディア戦略だ。

ファッションカタログデザイン
ファッションカタログデザイン
ファッションカタログデザイン
ファッションカタログデザイン

売り込む前に憧れを見せる。読み手が自分を重ねられるかどうかが、行動を決めます。

目的別に適した構成の早見表《発注前の絞り込み》

目的別|構成の組み立て方

目 的前に置くもの構成の要点
法人営業|訪問・商談 導入して何が変わるか 主力品を厚く。単品パンフレットとの併用が有効
顧客先への常設 検索性とインデックス 型番からも用途からも引けるようにする
展示会での配布 相手が採用を決めるときに見る項目 短時間で全体像。詳細は後日の資料に委ねる
資料請求への返送 課題と解決の対応関係 読み手が一人で読み進められる導線にする
DM|エンドユーザー 世界観と使用シーン 憧れから入り、店舗やECへ接続する

このうち最も見落とされやすいのが、4つ目の「示せる根拠」です。 仕様は書けても、なぜその仕様なのかを書ける会社は多くありません。そこが競合との違いになります。

ページ数と構成で費用がどう動くかを確認する
掲載点数と情報量の違いが、金額のどこに効くのかを整理しています。

発注前に決めておくこと3点《読み手・根拠・運用》

業種の型に当てはめる前に、この3つを決めてください。

01. 読み手を1人に絞る|全員に向けると誰にも届かない

現場担当者と決裁者では、知りたいことが違います。両方に向けて書くと、どちらにとっても情報が過剰な一冊になります。
主たる読み手を1人決め、その人が判断に使う項目を前に置く。別の読み手が必要なら、そこは別冊か差し込み資料に分けます。

02. 示せる根拠を棚卸しする|仕様以外に何があるか

導入実績、エビデンスデータ、開発の経緯、施工写真、ベンチマーク。社内に散らばっているこれらの材料を、企画の段階で集めます。
制作が始まってから探すと、間に合わずに仕様だけのカタログになります。差別化の材料は、たいてい社内にあります。整理されていないだけです。

03. 改訂の周期を決める|何年もたせる一冊か

1年で作り直す前提の一冊と、10年使う前提の一冊では、設計が変わります。
長く使うなら、変わりやすい情報を本体から外します。逆に短期で刷り直す前提なら、その時期の主力製品に思い切って寄せられます。

読み手・根拠・改訂周期。この3つが決まっていれば、業種が違っても構成は組めます。


プロお勧めのワンポイントテクニック-01

社内で差別化の材料を探すときは、営業担当ではなく開発担当に聞いてください。営業担当が語るのは、顧客に伝わりやすい要約です。
開発担当が語るのは、なぜその仕様にしたのかという判断の理由です。カタログで競合と差がつくのは、後者です。「この部分だけは譲れなかった」という一言が出てきたら、それが誌面の核になります。


プロお勧めのワンポイントテクニック-02

写真は、可能な限り撮り下ろしてください。
メーカーから取り寄せた写真や、レンタルフォトを並べたカタログは、どれだけ整えても他社の一冊と見分けがつきません。光の方向も、背景も、角度もばらばらだからです。撮り下ろしにはコストがかかります。それでも、その一冊が何年使われるかを考えれば、判断は変わってきます。


改訂の周期が決まったら形状を選ぶ
中綴じ・無線綴じ・規格外それぞれの向き不向きを整理しています。

よくある質問【FAQ】

Q1.|製品カタログと商品カタログは、作り方が違いますか?

A1|自社で製造しているかどうかで、語れる強みが変わります。
自社製品であれば、開発の経緯や設計思想を語れます。仕入れた商品を扱う場合は、複数社の製品を組み合わせた導入提案が強みになります。どちらも「仕様の羅列で終わらせない」という点は同じです。

Q2|業種の型に当てはめれば構成は決まりますか?

A2.|決まりません。業種は読み手を推定する手がかりにすぎません。
同じ製造業でも、現場担当者に読ませるのか決裁者に読ませるのかで、前に置く情報は変わります。
まず読み手を1人に絞ってから、業種の型を参考にしてください。

Q3|展示会で配るカタログは、通常のものと分けるべきですか?

A3|分けたほうが機能します。
展示会では、来場者が立ち止まる時間が限られます。厚いカタログを渡しても、その場では読まれません。何の会社かが開いた瞬間に伝わる一冊を用意し、詳細は後日の資料や商談に委ねる設計が有効です。

Q4|カタログと会社案内は1冊にまとめられますか?

A4|まとめられます。事業構造そのものが強みである場合は、むしろ有効です。
弊社が制作した建設事業のカタログでは、冒頭16ページを企業概要・代表メッセージ・企業理念に充て、
そこから4カテゴリーの製品情報へ導く構成にしました。全84ページの一冊です。

Q5|掲載する製品写真は、撮り下ろすべきですか?

A5|可能であれば撮り下ろしてください。
メーカー提供の写真やレンタルフォトを並べると、背景も光も角度もばらつき、製品同士を比較できません。弊社が制作した食料品商社のカタログでは、掲載した料理をすべてレストランと料亭で調理し、撮影しています。

Q6|カタログから実店舗やECサイトへ、どう誘導しますか?

A6|カタログを起点に、複数の経路を設計します。
カタログで関心を持った読み手が、実店舗へ向かう場合もあれば、ECサイトで購入する場合もあります。どちらの経路も想定し、誌面のどこに何を置くかを決めます。カタログは入口であり、終点ではありません。


業種の型に当てはめる前に、誰に渡す一冊なのかを整理するところからお手伝いします。
掲載する製品と、渡す相手、使う場面をお伺いできれば、構成のたたき台をご提案します。
パンフレット専科《アイムアンドカンパニー株式会社》が、企画・構成から印刷まで一貫して担います。

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本ページの監修
本ページの監修者 村田 明英
村田 明英(Akihide Murata)

アイムアンドカンパニー株式会社 代表取締役社長
エグゼクティブ・プロデューサー/コラム執筆エディター

1999年の創業以来、四半世紀にわたり会社案内・パンフレット・カタログの制作に従事。
「お客様の事業支援」を理念に、累計3,000件以上の制作実績で企業のビジネスを支援。
パンフレット専科には1,700点以上の制作実績を掲載しています。

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最終更新日:2026年08月09日