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01パンフレット作成方法【ページ・形状・綴じタイプ】

パンフレット作成のポイント

パンフレット作成では、掲載内容やデザインだけでなく、
目的や情報量に合わせて形状・綴じタイプを選ぶことが重要です。
営業パンフレットや採用パンフレットに向く中綴じ、資料を差し替えやすいポケットフォルダー、
印象的に見せる観音開き、配布性に優れたリーフレットなど、用途に応じて最適な形式は異なります。
このページでは、印刷仕様としての違いだけでなく、
情報の見せ方や配布・商談時の使いやすさまで踏まえ、パンフレット形状の選び方を実務視点で解説します。

パンフレット作成は、形状と綴じタイプの選び方で成果が変わります

パンフレットを作成する際、最初に決めるべきことはデザインの見た目だけではありません。
どのような目的で使うのか、誰に渡すのか、どの程度の情報量を掲載するのか、内容を更新する可能性があるのかによって、最適な形状や綴じタイプは変わります。
例えば、企業案内やサービス案内のように情報を体系的に伝えたい場合は、中綴じ冊子タイプが適しています。
一方、営業資料や価格表、製品資料などを差し替えながら使いたい場合は、ポケットフォルダー型のパンフレットが有効です。
採用向けにも企業説明会や合同説明会でメモや他の配布資料を収納できるフォルダー型は機能的です。
また、展示会や店頭配布など、短時間で関心を持ってもらう用途では、A4/4ページタイプやリーフレット型が向いています。
パンフレットの形状は、単なる印刷仕様ではなく、読み手の理解順序、営業現場、ビジネスシーンでの使いやすさ、保管性、ブランド印象まで左右する重要な設計要素です。

パンフレットの形状・綴じタイプを選ぶ基準

パンフレットの仕様を決める際は、最初に次の観点を整理します。

判断項目 確認すべき内容 仕様への影響
使用目的 営業、採用、展示会、学校案内、商品紹介、ブランディングなど ページ数、構成、表紙設計が変わる
情報量 企業情報、製品情報、サービス内容、実績、導入事例などの掲載情報量 中綴じ、4ページ、リーフレットの選択に影響
更新頻度 価格、仕様、商品ラインナップ、実績などが変わるか ポケットフォルダーや差し替え資料が有効
配布方法 手渡し、郵送、店頭設置、展示会配布、営業訪問など サイズ、厚み、携帯性、封入性に影響
ユーザーの閲覧時間 じっくり読む資料か、短時間で見る資料か 情報密度、ページ展開、導線設計が変わる
ブランド印象 信頼感、先進性、高級感、親しみやすさ、専門性など 用紙、加工、変形サイズ、見開き表現に影響
この判断を行わずに、何となく「A4で8ページ」「とりあえず中綴じ」と決めてしまうと、情報量と形状が合わず、読みづらいパンフレットになる可能性があります。

パンフレットの主な形状・綴じタイプ比較

タイプ 向いている用途 特 徴 注意点
中綴じ冊子タイプ 会社案内、サービス案内、採用パンフレット、学校案内 情報を順序立てて伝えやすく、最も標準的 価格表や仕様変更などの差し替えには弱い
ポケットフォルダー
タイプ
営業提案、BtoB商談、資料一式の配布 会社案内、製品資料、見積書、提案書をまとめられる 初期制作費・加工費はやや高くなりやすい
観音開きタイプ 事業全体像、サービス体系、施設案内、展示会資料 大きな見開きで全体像を印象的に見せられる 情報を詰め込みすぎると見づらくなる
A4/4ページタイプ 単品サービス、製品紹介、キャンペーン案内 短時間で要点を伝えやすい 企業情報や詳細説明を多く載せるには不向き
リーフレット・
スリムタイプ
店頭設置、受付配布、施設案内、イベント配布 持ち帰りやすく、配布効率が高い 信頼形成や詳細説明には情報量が不足
規格外・変形タイプ ブランド訴求、周年、展示会、ハイエンド商材 強い印象を残しやすい 保管性、郵送性、コストを考慮する必要性
 
次の項目以降でこの表のタイプ順に詳細をご説明していきます。

【 中綴じ冊子タイプ 】情報を体系的に伝える標準的なパンフレット

製品パンフレット・サービス案内・採用パンフレットに適した基本仕様

中綴じ冊子タイプは、A4仕上がりの8ページ、12ページ、16ページなど(4の倍数)で構成される、最も標準的なパンフレット形式です。表紙から裏表紙までページ順に情報を読ませることができるため、製品情報、サービス内容、強み、実績、導入事例、企業情報、また採用情報などを体系的に伝える用途に向いています。
特に、企業パンフレット、営業用パンフレット、採用パンフレット、学校案内、サービス案内パンフレットのように、読み手に段階的な理解を促したいパンフレットでは、中綴じ冊子タイプが安定した選択肢になります。

パンフレット中綴じタイプ

中綴じタイプが向いているケース

中綴じタイプは、次のような場合に適しています。

  • 企業やサービスの全体像を順序立てて伝えたい
  • 8ページ以上、多くの情報量がある
  • 表紙から本文、裏表紙まで一冊として完結させたい
  • 営業、採用、広報など複数の場面で使いたい
  • 信頼感や公式性のあるパンフレットにしたい

中綴じタイプで注意すべきこと

中綴じ冊子は、完成後に一部ページだけを差し替えることができません。
そのため、価格、仕様、商品ラインナップ、実績数、拠点情報など、頻繁に変更される情報を多く含める場合は注意が必要です。
変動情報が多い場合は、本体には企業姿勢やサービスの基本情報を掲載し、更新頻度の高い情報は別紙やWebページ、QRコードで補完する設計が有効です。

【 ポケットフォルダー 】& 冊子・ペラパンフレット タイプ

BtoB商談や提案営業に強い機能的なパンフレット形式

ポケットフォルダータイプは、二つ折りや中綴じの本体にポケット加工を施し、企業情報、製品資料、価格表、提案書、見積書、名刺などを差し込める形式です。
営業現場で複数の資料をまとめて渡したい場合や、顧客ごとに資料内容を変えたい場合に有効です。

特にBtoB商談では、企業情報、サービス説明、導入事例、提案書、見積書、個別資料が別々になりやすいため、ポケットフォルダー型にすることで、資料一式を整った印象で渡すことができます。冊子やペラパンフレットはA4サイズが一般的なので、フォルダー加工をする本体はA4より若干大き目のA4ワイドにサイズ設計しておけば、きれいに収まり良くポケットフォルダーに収納されます。
またポケット部分に名刺スリットを加工しておけば、名刺を差し込むことができ機能的です。

ポケットフォルダー+冊子・ペラパンフレット タイプ

ポケットフォルダーが向いているケース

  • 営業担当者が商談時に資料一式を手渡す
  • 製品資料や価格表を定期的に差し替えたい
  • 顧客ごとに提案資料を組み替えたい
  • 見積書、提案書、会社案内をまとめて渡したい
  • 高額商材や専門サービスで信頼感を重視したい

コストを抑えながら長期運用しやすい

ポケットフォルダーは、初期制作費や加工費は中綴じ冊子より高くなる場合があります。
しかし、更新頻度の高い情報を差し込み資料として分けておけば、本体を毎回刷り直す必要がなく、コストメリットがあります。
そのため、製品仕様、価格、導入事例、キャンペーン情報などが変わりやすい企業では、中長期的に見ると運用しやすい形式です。

【 観音開きタイプ 】大きな見開きで全体像を見せるパンフレット

サービス体系や事業構造を一目で伝えたい場合に有効《見開きのダイナミックビュー》

観音開きタイプは、左右に大きく開く構造によって、通常の見開きより広い紙面を使えるパンフレット形式です。
サービス全体の流れ、事業領域、施設マップ、製品ラインナップ、プロジェクトの全体像などを、ダイナミックに見せたい場合に適しています。
通常のページ送りでは伝えにくい「全体像」「体系」「関係性」を見せられるため、営業パンフレットや展示会資料、施設案内、採用向けの仕事紹介などでも活用できます。
表紙のファーストオープンからセカンドオープン、そしてフルオープンのプロセスで情報にストーリー性を持たせると、ユーザーのエクスペリエンスに繋がるのもこの仕様の特徴と言えます。

パンフレットの観音開きタイプ

観音開きタイプが向いているケース

  • 事業全体やサービス体系を一枚の大きな面で見せたい
  • 製品ラインナップや導入フローを一覧化したい
  • 展示会や商談で視覚的なインパクトを出したい
  • 表紙から開いたときの印象を強くしたい
  • ブランドの世界観を大きな紙面で表現したい

観音開きは情報整理が成否を分ける

観音開きは、紙面が広く使える反面、情報を入れすぎると読み手の視線が迷います。
大きな見開きでは、すべてを均等に並べるのではなく、中心に置くメッセージ、見せる順序、強調する図版を明確にする必要があります。
観音開きタイプは、仕様の面白さだけで選ぶのではなく、「開いた瞬間に何を理解させるか」まで設計することが重要です。

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【 A4/4ページタイプ 】要点を簡潔に伝える製品・サービスパンフレット

単品紹介や短時間説明に向いたコンパクトな構成

A4/4ページタイプは、A3用紙を二つ折りにした、仕上がりA4の4ページ構成です。
表紙、中面見開き、裏表紙というシンプルな構造のため、製品紹介、サービス紹介、キャンペーン案内、展示会配布資料などに向いています。
中綴じ冊子ほど情報量は多くありませんが、短時間で要点を伝えたい場合には、むしろ4ページ構成の方が効果的です。

例えば総合カタログが別途に存在し、その中から1品目(乃至は2品目程度)をピックアップして、より詳細な情報を掲載したい場合などこのスペックが最適です。いわゆる総合カタログと製品パンフレットのハイブリッドな使用方法が、営業活動や商談にピンポイントな機動力を持たせます。]]


規格外タイプが向いているケース
ブランドの個性や世界観を強く表現したい
展示会や商談で印象に残る資料にしたい
周年記念や特別なプロジェクトで使いたい
高級感、先進性、独自性を打ち出したい
競合他社の資料との差別化を図りたい
アイキャッチツールとして強く印象付けをしたい

A4/4ページタイプのパンフレット

A4/4ページタイプが向いているケース

  • 単品の製品やサービスを紹介したい
  • 展示会や営業先で手軽に配布したい
  • 会社案内とは別に、特定サービスだけを説明したい
  • 詳細資料やWebページへの導線を設けたい
  • 短時間で要点を理解してもらいたい

4ページ構成では掲載情報の絞り込みが重要

4ページタイプでは、情報を詰め込みすぎると強みが見えにくくなります。そのため、掲載内容は「何を伝えるか」よりも「何を削るか」の判断が重要です。
表紙で関心を引き、中面で価値や特徴を説明し、裏表紙で問い合わせやWeb誘導につなげる構成にすると、営業・販促ツールとして使いやすくなります。

コスト・保管性・郵送性も設計に含める規格外タイプは印象に残りやすい一方で、
印刷費、加工費、封入、保管、郵送の面で注意が必要です。
見た目のインパクトだけでなく、実際にどのように配布し、どのように保管され、どの場面で読まれるのかまで考えて仕様を決める必要があります。

【 リーフレット・スリムタイプ 】配布性と持ち帰りやすさを重視する形式

ハンディタイプで店頭や受付の備え付・イベント配布の軽量パンフレット

リーフレットやスリムタイプは、1枚もの、三つ折り、巻き三つ折り、スリムサイズなど、軽量でコンパクトなため持ち帰りやすい形式です。
病院・クリニック、アパレルや雑貨・飲食店舗、施設、ショールーム、展示会、観光案内、エンターテイメント・イベント会場など、設置・配布を前提とする場面に向いています。スタイリッシュさやスリムなコンパクトさが魅力の軽量パンフレットです。
ユーザーが自分から手に取るケースが多いため、表紙や最初に見える面で、内容の分かりやすさと興味喚起を両立させることが重要です。

リーフレット・スリムタイプのパンフレット

リーフレット・スリムタイプが向いているケース

  • 受付や店頭に設置したい
  • イベントや展示会で大量配布したい
  • 郵送や封入物として使いたい
  • サービス概要や施設案内を簡潔に伝えたい
  • Webサイトや予約導線へ誘導したい

信頼形成よりも初期接点づくりに向く

リーフレットは手軽に配布できますが、詳細な企業説明や深い信頼形成には向きません。
そのため、単体で完結させるよりも、Webサイト、詳細パンフレット、問い合わせフォーム、予約ページなどへのQRコードで導線を組み合わせると効果的です。

【 規格外・変形タイプ 】ブランド印象を強く残すパンフレット

定型サイズでは伝えにくい個性や世界観を表現する

規格外・変形タイプは、一般的なA4サイズや中綴じ冊子とは異なるサイズ、形状、加工を用いるパンフレットです。
変形サイズ、角丸加工、型抜き、特殊折り、厚紙、特殊紙などを組み合わせることで、ブランドイメージや商品価値を強く印象づけることができます。
周年記念、ブランドブック、展示会用パンフレット、高級商材、デザイン性を重視するサービスでは、定型サイズにはない、非日常感と個性を発揮でき、ユーザーに強い印象付けをもたらします。

  • 縦はA4と同様297mmとするが横を260mmとするサイズ
  • 変形A4横サイズに角Rや型抜きの複合加工
  • 縦350mm×150mmの縦長スリムタイプ=スタイリッシュなタイプ
規格外タイプのパンフレット

規格外タイプが向いているケース

  • ブランドの個性や世界観を強く表現したい
  • 展示会や商談で印象に残る資料にしたい
  • 周年記念や特別なプロジェクトで使いたい
  • 高級感、先進性、独自性を打ち出したい
  • 競合他社の資料との差別化を図りたい
  • アイキャッチツールとして強く印象付けをしたい

コスト・保管性・郵送性も設計に含める

規格外タイプは印象に残りやすい一方で、印刷費、加工費、封入、保管、郵送の面で注意が必要です。
見た目のインパクトだけでなく、実際にどのように配布し、どのように保管され、どの場面で読まれるのかまで考えて仕様を決める必要があります。

用途別に適したパンフレット形状の早見表

用 途 向いている形状 理 由
会社案内 中綴じ冊子、ポケットフォルダー 企業情報を体系的に伝えやすい
情報量 企業情報、製品情報、サービス内容、実績、導入事例などの掲載情報量 中綴じ、4ページ、リーフレットの選択に影響
営業・商談 ポケットフォルダー、中綴じ冊子 提案書・価格表・製品資料と組み合わせやすい
採用案内 中綴じ冊子、観音開き 企業理解・仕事理解・雰囲気を段階的に伝えやすい
製品・サービス紹介 A4/4ページ、中綴じ冊子 情報量に応じて構成を調整しやすい
展示会配布 A4/4ページ、リーフレット 短時間で概要を伝えやすい
店頭・受付設置 リーフレット、スリムタイプ 手に取りやすく、持ち帰りやすい
ブランド訴求 規格外・変形タイプ、観音開き 印象形成や世界観表現に向いている
パンフレットの形状は、見た目の好みだけで決めるものではありません。 営業で使うのか、採用で配布するのか、展示会で短時間に渡すのかによって、適した仕様は変わります。 迷った場合は、掲載する情報量と配布シーンを基準に選ぶと、使いやすいパンフレットになります。

【 よくある質問 】パンフレットの形状・綴じタイプ


Q1|会社案内パンフレットにはどの形状が向いていますか?

A1|会社案内では、中綴じ冊子タイプが最も使いやすい形式です。
企業概要、事業内容、強み、実績、沿革、拠点情報などを順序立てて掲載できるため、初回商談や採用、展示会など幅広い場面で使えます。 提案書や製品資料も一緒に渡したい場合は、ポケットフォルダータイプも有効です。

Q2|営業用パンフレットには中綴じとポケットフォルダーのどちらが向いていますか?

A2|サービスや会社情報を一冊で説明したい場合は中綴じタイプが向いています。
一方、顧客ごとに提案書、価格表、製品資料、見積書などを差し替えて渡したい場合は、ポケットフォルダータイプが適しています。 営業資料として長く使う場合は、更新頻度の高い情報を差し込み資料に分けると運用しやすくなります。

Q3|4ページパンフレットはどのような用途に向いていますか?

A3|4ページパンフレットは、単品の製品紹介、サービス紹介、キャンペーン案内、展示会配布などに向いています。
情報量を絞り込み、表紙で関心を引き、中面で特徴やメリットを伝え、裏表紙で問い合わせやWebサイトへ誘導する構成にすると効果的です。

Q4|リーフレットとパンフレットはどう使い分ければよいですか?

A4|リーフレットは、少ない情報を手軽に配布するための形式です。
店頭、受付、イベント会場、展示会などで持ち帰ってもらう用途に向いています。 一方、企業案内やサービス案内のように、信頼感や詳しい説明が必要な場合は、中綴じ冊子やポケットフォルダー型のパンフレットが適しています。

Q5|価格表や製品仕様が変わる場合、どの形状が向いていますか?

A5|価格表、製品仕様、導入実績、キャンペーン情報などが頻繁に変わる場合は、ポケットフォルダータイプが向いています。
本体には企業情報やサービスの基本情報を掲載し、変更されやすい情報は別紙として差し込むことで、刷り直しの負担を抑えやすくなります。

Q6|変形サイズや特殊加工はどのような場合に有効ですか?

A6|変形サイズや特殊加工は、ブランドイメージを強く印象づけたい場合に有効です。
周年記念、ブランドブック、展示会用パンフレット、高級商材の案内などでは、一般的なA4サイズとは異なる形状や用紙、加工を使うことで、記憶に残るパンフレットにしやすくなります。ただし、郵送、保管、コストの面も考慮して選ぶ必要があります。

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